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ドイツ南部

南部地方最大の都市ミュンヘン、南西ドイツの経済・文化の中心地シュトゥットガルトなどの都市があります。中世の町々が集まる全長約350kmのロマンチック街道は、ドイツ随一の観光ルートです。

ローテンブルクで交差する古城街道沿いには、ハイデルベルクやニュルンベルクなど、中世の面影を残す街が点在しています。スイス・オーストリアにまたがるボーデン湖、アルプス山脈などの風光明媚なリゾート地も人気です。

ドイツ西部

経済・商業の中心地として発展してきたドイツ西部は、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフなどの比較的大きな街が存在しています。中でもライン川クルーズは、風光明媚な景観が楽しめるロマンチックラインとして人気です。ライン川・モーゼル川流域はドイツ有数のワイン生産地でもあり、ワイナリー巡りも旅の楽しみの一つです。

ドイツ北部

ドイツで唯一海に面する北部地方には、ドイツ第二の都市ハンブルクやブレーメン、リューベックといったハンザ加盟都市が存在します。ヨーロッパ有数の港街ハンブルクでは、世界遺産に登録された倉庫街の散策や、個性的なカフェ・ショップ巡りが楽しめます。

エリカの花が咲き乱れるエリカ街道、ブレーメンやリューベックの美しい街並みも見どころです。バルト海に面した一帯や沿岸の島々は、国内でも人気のリゾート地です。

ドイツ東部

首都ベルリン、バロック建築の都ドレスデン、見本市の町ライプツィヒなど、ドイツの歴史と文化を感じることができる東部地方。高さ100mを超える断崖絶壁が見どころのザクセン・スイス、商業都市として栄えたエアフルトの華やかな街並みも人気があります。チェコやポーランドなど隣国に足を伸ばすのもおすすめです。

マリエン広場・新市庁舎

ミュンヘンの観光は、マリエン広場を拠点にするのが定番です。広場正面に立つ新市庁舎は、ミュンヘンを代表する観光スポット。外観の繊細な装飾、塔の上から眺める絶景、等身大の人形が踊るからくり時計など、誰でも楽しめるおすすめスポットです。

フラウエン教会（聖母教会）

個性的な2本の塔がシンボルとなった後期ゴシック様式の教会です。「悪魔の足跡」という伝説で知られ、入口近くに足跡のついた石があります。内陣には礼拝堂が並び、塔の上からの眺めは絶景です。

BMW博物館

ドイツを代表する世界的に有名な高級車・BMWの博物館です。レトロな車から最新鋭の車まで揃っており、車好きやBMWファン必見のスポットとなっています。隣接するBMWワールドには、展示会場以外にもレストランやイベントスペースがあり、入館料無料で楽しめます。

ブランデンブルク門

ベルリンの象徴的存在、ドイツの分離と東西再統一のシンボルとして知られるスポットです。18世紀後半に関税門として建てられたもので、多くの観光客が訪れる人気の名所となっています。

ベルリン大聖堂

ミッテ区にあるホーエンツォレルン王家の記念教会で、プロテスタントの教会としてはドイツ最大規模となっています。ターコイズブルーのドームは114mの高さを誇り、壮大なドームからベルリンの街並みを一望できます。

ペルガモン博物館

世界遺産に登録されたムゼウムインゼル（博物館島）にある博物館です。ペルガモンの大祭壇をはじめとするギリシャ・ローマ・中近東の美術品が展示されており、世界有数のコレクションを誇ります。