創立25周年記念旅行体験記「ドバイ旅行記」
3月にドバイへ行かれたS.Yさんからのご投稿です。ドバイ旅行を計画されている方は、ぜひご参考にして下さい。
大学時代、最も仲が良かった友人の1人と卒業旅行にドバイへ行きました。
なぜドバイを選んだのか…もう忘れてしまいましたが、おそらく快適さと物珍しさを兼ね備えた場所、ということで、ドバイに決めたのだったと思います。
時期は3月。
日本はまだまだ寒い時期ですが、常夏のドバイは暑すぎずにちょうど良い気候でした。
フライトはエミレーツ航空。キャビンアテンダントさんのエキゾチックな衣装にそれだけでテンションが上がります。4泊6日の旅行の始まりです。
到着したのは朝でした。空港にはアラブの伝統的な服を着た数多くの人々。
海外慣れしている私でも、圧巻されるような光景でした。
初日はドバイモールでショッピング。
とにかく広すぎて、全て回りきったのか自信はありません。
ショッピングモールの中にアイススケート場があったり、巨大な水槽があったりと、私たちの“ショッピングモール”の概念は完全に覆されました。
ちなみに後日行った別のショッピングモールにはスキー場まで併設されており、その中にペンギンがいました。
ショッピングモールは回るだけで疲れてしまうような広さでしたが、カフェも数多くあり、疲れたらすぐに休憩を取ることができました。
中でも私たちが気に入ったのは「Eat Greek」というチェーンのカフェ兼レストラン。
その名の通りギリシャ料理のお店ですが、私たちはものすごく気に入ってしまい、滞在中3回は訪れたのではないかと思います。
料理もですが、特にレモネードが美味しい。刻んだミントが入った緑色のレモネードで、1Lくらいの大きさのコップで提供されます。
他のお店でもこのタイプのレモネードは目にしたので、おそらくギリシャではなく中東の飲み物かと思います。とても美味しかったです。
２日目はデザートサファリを体験しました。
デザートサファリとは、砂漠をドライブすること。
これが予想以上に楽しかったです。砂の上を走る車は、まるでジェットコースターのように急上昇、急降下を繰り返していました。
私たちは興奮し、騒ぎすぎて、運転手さんから「日本人はもっとおとなしいと聞いていたのに」と笑われてしまいました。
3日目は、少し足を伸ばし、アブダビのシェイクザイードモスクへ。
とても美しく、エキゾチックで、たくさん写真を撮りました。
私たちは夕日が出る時間を狙って行ったので、夕日に当たるシェイクザイードモスクを見ることができました。白い壁が赤い夕日に照らされている姿は、神秘的で、今まで見たどの建物とも違って見えました。
ドバイからアブダビまでは時間がかかりますが、バスで1本ですし、治安も良い（当時は良かった）ので、チャンスがあればぜひ行って見てください。
翌日はプールへ行く予定だったのですが、友達が体調を崩してしまい、朝は休む…ということで、私はホテル近くにある地元のスーパーへ。
ホテル周辺のスーパーなので、恐らく高級スーパーの部類だったのだろうとは思いますが、やはりモールの中にあるスーパーとは違い、庶民の暮らしを身近に感じることができました。
お値段も全然お得だったので、お土産等は地元のスーパーで買うのが良いと思いました。
その後体調が戻った友達と、「Cara」というお店に行きました。
こちらのお店では金や銀で自分の名前をアラビア語でかたどったネックレスを作ってくれます。お値段は金なら2万円程度。銀なら5000円程度。細かい値段は自分で交渉します。
学生の私たちは2万円を払う元手がなく、銀に金のコーティングを施してもらったものを作りました。
自分で値段を交渉し、オリジナルのネックレスを作る…とても緊張しましたが、一生記憶に残る経験でした。
その後はドバイのビーチ、ジュメイラビーチを散策。
アラビアの水は日本ともハワイとも地中海とも違う、トルコブルーのような淡い色をしていました。本当に綺麗でした。
最後は世界一高いタワー、ブルジュカリーファの横にあるバーでお酒を飲みました。
（ドバイは公共の場でお酒を飲むことは原則禁止ですが、外国人向けのバーであれば飲むことができます）
バーはドバイモール横にあったため、ドバイモールの噴水（日本の噴水と違ってこちらもアトラクションのように華やかです）や、プロジェクションマッピングが施されているブルジュカリーファを眺めることができました。
一緒に旅行した友達とは、未だに「またドバイ行きたいね」という話をします。
社会人になり、お互い時間もなかなか取れず、実現はまだまだ先になりそうですが、いつかまた一緒に行けるといいなと思います。
※この旅行記は2020年5月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。
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