2018GW旅行体験記「マンハッタン旅行記」

4/29出発 ユナイテッド航空利用ニューヨーク往復航空券を利用されたO.Tさんからのご投稿です。 ニューヨーク(アメリカ)旅行を計画されている方はぜひご覧下さい。

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ゴールデンウィークの4月29日から5月5日まで、アメリカ、ニューヨークのマンハッタンを旅行しました。妻がかねてより「一度は訪れてみたかった」ニューヨーク、久しぶりの妻との二人旅です。

旅程は現地5泊で実質まるまる4日間を確保、団体ツアーなどには頼らず、航空券もホテルも個別手配の全くの自由旅行でした。大雑把な計画は事前に描いていたものの、具体的にどこへ行くか、そのための交通経路は等々、夕食を済ませてからホテルの部屋で次の日の計画を詰める有り様でした。それでもホテルはマンハッタンの中心、タイムズスクエアに確保して、地下鉄の7日間有効のメトロカードを使い、マンハッタンを十分堪能することができました。

観光1日目、朝食は敢えてホテルで取らず、街で人気のベーグルショップに出かけます。現地ニューヨーカーと観光客の長蛇の列に並びつつメニューを選択、ベーコンエッグやクリームチーズがたっぷり挟まれたボリュームのあるベーグルをホットコーヒーと楽しみました。ここからいよいよ観光の始まり。主だった観光施設の入場券を網羅したような「ニューヨークパス」を購入して、都度チケットを買う手間を省きました。まずは超定番、リバティー島の自由の女神像を訪れました。風が強く雨も交じって寒いぐらいの気候の中、セキュリティチェックを受けてフェリーに乗船、島に渡ってしばし散策。王冠の展望台には登りませんでしたが、下から見上げる女神像は凛々しく感じられました。


マンハッタンを臨む自由の女神

マンハッタンに戻ってチャイナタウンへ向かい、昼食は地元の中華屋さんに飛び込みましたが、素朴でおいしかったです。続いてロックフェラーセンターの展望台、トップ・オブ・ザ・ロックを訪れました。ここに登るにもまずはセキュリティチェック。テロ防止対策が街中で徹底されているのを実感します。ただ一旦登ってしまえばそこは高さ260m、70階のオープン展望台から眺める摩天楼の世界。エンパイア・ステート・ビルディングも間近に望めます。


Top of the Rockから南を臨む

そしてこの夜は、今回の旅行の目玉の一つ、ブロードウェイのミュージカル鑑賞です。これはさすがに事前に日本からオンラインで席を確保し、アンバサダーシアターでのChicagoの素晴らしい本場の舞台を堪能しました。比較的こじんまりした劇場ですが、まして前から4列目のシートは迫力満点。ちょっと値は張りましたが、とても良い想い出になりました。

2日目、朝食はやはりネットで評判の高いベーグル屋さん2軒目。そのあとニューヨーク近代美術館(MoMA)を訪問、近現代の有名作品にも間近に触れ、ミーハーな知識欲も満腹です。日本と違って写真も自由に撮れるので、皆さん(そして私も)作品に寄り添って記念撮影する光景がそこここで見られます。本当なら丸一日でも過ごせるところですが、時間的な制約もあり早めに切り上げて、続いてイーストリバーにかかるブルックリン橋に向かいました。当初はレンタル自転車で渡る計画でしたが、ゆっくりと歩いて渡ることに。でも実はこれが正解かも。昨日とうって変わって暑いぐらいの直射日光でしたが、橋の上を絶えなく続く人の流れに身を任せつつ、マンハッタンの風景をのんびりと楽しめました。戻って夜はたくさんのお店が集うチェルシー・マーケットへ。お土産屋さんを物色しながら、カウンターのピザ屋で気軽な夕食を済ませました。

旅程も後半の3日目、ここでようやく市内の主な観光スポットを巡るツアーバスに乗車。ガイドの解説を半分ぐらい聴き取りながら、2階建てバスのオープンデッキで結構厳しい直射日光を浴びつつ、半日かけてマンハッタンの街並みを眺めました。ただ歩くのとは違い、視点が高いので風景も新鮮でした。残念だったのは、街を走っていても、スパイダーマンもジャッキー・チェンも飛び込んで来てくれなかったことでしょうか。このあとは、マダムタッソーの蝋人形館でお気に入りのハリウッドスター達とのとツーショット、そして満を持してエンパイア・ステート・ビルに登ってマンハッタンの夜景を楽しみました。


星条旗が飾られたSaks Fifth Avenue

いよいよ実質最終日の4日目、朝食はマディソン・スクエアに出かけて公園のベンチでハンバーガーにパクつきます。すぐ向いは見る角度によって奇妙なめまいがしそうなフラットアイアンビル。続いて開館時間を見計らいメトロポリタン美術館に移動。ここは私も初めてだったので、じっくりと時間をかけました。といっても全てのコレクションを制覇するのもなかなか大変、テーマをヨーロッパ絵画、中世芸術、エジプト芸術あたりに限定して回りました。それでも5:30の閉館時間までを過ごして満腹感いっぱいでした。夕食は帰国の準備などもあるので遠出はせず、ホテルから歩いてすぐのタイムズ・スクエアのファミレスで手軽に済ませました。


Times Squareの夜景

帰国便はニューアーク空港発だったので、ホテルからタクシーでペンシルヴァニア駅に向かい、列車(ニュージャージー・トランジット)で空港に移動しました。ペン駅までは地下鉄2駅でしたが、大きなスーツケースを抱えての地下鉄はさすがにちょっと厳しいですね。

最後に、今回の旅行の「ここは良かった!」と「ここはちょっと・・・」を。

先ずは「ここは良かった!!」から。

(1) マンハッタン、思ったよりファミリー客も多く、観光にも訪れやすい街でした。私は業務出張で訪れたことはありましたが、妻の希望もあり、改めて旅先に選んで良かったです。記憶に残る旅行になりました。

(2) 時間の制約を受けずに自分たちのペースで動ける自由行動。移動に便利な地下鉄を使えば、マンハッタンを縦横に動けます。おかげで多くのスポットを効率的に回れたと思います。朝食もお決まりのホテルのバイキングではなく敢えて外で食べて、旅行の醍醐味の一つになりました。

(3) その地下鉄はメトロカードの利用がおすすめ。設定の日数的に多少無駄があっても、おそらく元は取れます。何よりいちいちチケットを買う手間が省けるのは何物にも代えがたいはず。

一方、「ここはちょっと・・・」

(1) 今回訪れた観光スポットの範囲であれば、「ニューヨークパス」ではなく、スポット数は限定されるもののより安価な「ニューヨークシティパス」で賄えたかもしれません。

(2) セントラルパークに行くなら、何かちょっとした敷物を持参すべきでした。地元の人は気持ちよさそうに芝生に寝そべって日光浴やリラックスしており同じように休憩したくても、直接腰を下ろすのはちょっと気が引けました。散歩のワンコが芝生で用を足す場面も目撃しましたし。

(3) あれれ?、巨大ステーキに挑戦するのを忘れてた・・・まあ、事前に行動旅程を組んでいた訳ではなかったので、多少は抜けもありますね。

今回は充実した旅ができたこと、全行程事故や急病もなく無事に過ごせたこと、全てに感謝です。次はいつどこに行けるかな?

※この旅行記は2018年4月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

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