サンフランシスコ視察旅行記

3月11日~15日の5日間で当社社員がユナイテッド航空全日空を利用してサンフランシスコおよび近郊の視察旅行に行ってきました。旅行記スタイルで最新のサンフランシスコ旅行情報をお届けします!

☆今おすすめのサンフランシスコツアー☆


20年ぶりにサンフランシスコに行ってきました。前回と比べてサンフランシスコの街並みがどのように変わっているか興味津々です。

今回の視察旅行は、カリフォルニア州観光局から提供いただいたホテル、レンタカー、デイナークルーズを利用して行ってきました。

3/11(金)関空18:20発⇒サンフランシスコ着11:05着

定刻通り関空を出発。ビジネスクラスは満席、エコノミークラスは8割くらいの搭乗で、「けっこう乗っているんだ」という印象です。エコノミークラスもパーソナルモニター付きで退屈しません。


ユナイテッド航空

サンフランシスコ空港->Fort Bragg

サンフランシスコ入国時は、30分くらいの待ち時間で昔に比べるとずいぶん早くなったと思いました。入国後、荷物をピックアップしてレンタカーを借りるため少し迷いましたが、無料のエアートレインに乗ってレンタル・カー・センター駅へ移動して(所要約5分)、レンタカーの手続きをします。今回はハーツレンタカーを利用しました。

ハーツレンタカーでは、国際免許証の代わりに運転免許証翻訳フォーム(HDLT)を発行してもらえば、借りることができます。 費用は1,000円で運転免許試験場に行く時間がない人には便利です。

そして今回は便利な「日本語音声対応カーナビゲーションシステム」を借りました。1日16ドルくらいかかりますが、行き先を入力(英語)すれば日本語の音声で「300m先を右折」とか流れてきます。

さてレンタカーも無事借りれて、サンフランシスコ空港を出発!

3/11(金)サンフランシスコ空港発12:00->Fort Bragg着17:00
(日本から到着してすぐにレンタカーで約300kmの長距離ドライブ)

サンフランシスコ空港を出てハイウェイ101号線を北上だんだんダウンタウンが近づいてきて一旦ハイウェイを降りてサンフランシスコの街中へ。ゴールデンゲートブリッジの標識を見ながら街中を北上。そしてサンフランシスコのシンボルゴールデンゲートブリッジを渡って、サウサリートから再び101号線を北上。

サンフランシスコ空港を出てハイウェイ101号線を北上だんだんダウンタウンが近づいてきて一旦ハイウェイを降りてサンフランシスコの街中へ。ゴールデンゲートブリッジの標識を見ながら街中を北上。そしてサンフランシスコのシンボルゴールデンゲートブリッジを渡って、サウサリートから再び101号線を北上。


ゴールデンゲートブリッジ

ナパバレー

途中ナパバレーのぶどう畑やワイナリーを左右に見ながらサンフランシスコからハイウェイ約200kmを2時間30分かけて北上してWillitsの町へ。そこでハイウェイを降りて山越えの州道20号線に入って約50km(1時間)で太平洋に面した本日のホテルがある Fort Bragg の町に出ました。


North Cliff Hotel(レセプション)

North Cliff Hotel(客室棟)

本日のホテルはFort Braggの太平洋に面した崖っぷちにある風光明媚な North Cliff Hotel です。窓からは荒々しい太平洋の荒波と断崖絶壁の風景が見渡せます。(太平洋に面したバスタブもあって海を眺めながらお風呂に入ることもできます。)


North Cliff Hotel(朝食レストラン)

シーフードレストラン

夜はホテルから車で約5分ほど下った港にある Silver's at the Wharf という名前のシーフードレストランでフィシュフライとクラムチャウダーと地ビール(この町には3つのブルワリーがある)でディナーを堪能しました。


Silver's at the Wharfがある港町

3/12(土)Fort Bragg発11:00->サンフランシスコ着17:00
(太平洋岸をレンタカーで南下して約300kmを6時間の長距離ドライブ)

時差ボケで寝坊してしまって、朝食時間ギリギリに別棟のフロントの2階にあるレストランへ雨の中を移動。

レストランからの太平洋の眺めはすばらしく、海を眺めながら朝食を楽しむことができます。あいにくの大雨でしたが....

寝坊したおかげ?で Fort Bragg の駅を11時に出発する観光列車 Skunk Train を見に行くことができました。巨大なディーゼル機関車が客車を引っ張て行くのですが、さすがアメリカで機関車も大きいし、汽笛も独特で街中に響き渡っています。


観光列車 Skunk Train

Fort Bragg->サンフランシスコ

Fort Bragg の町を11時に出発して太平洋岸の州道1号線を海岸線に沿ってサンフランシスコに向けてひらすら南下します。

途中、何箇所もすばらしい展望台があり(車窓からも見えますが)日本なら国立公園級のすばらしい海岸美が延々と続きます。アップダウンのきつい片側1車線のガードレールもない崖っぷちの道路を車社会のアメリカらしく、皆な猛スピードで駆け抜けていきます。(映画に出てくるような巨大なトレーラーにも抜かれてしまいました。)


太平洋とレンタカー

すばらしい海岸美

大雨の影響で土砂崩れが発生していて、田舎道に迂回させられたり、サンフランシスコに近づくにつれ雨がきつくなり、パトカーが道の真ん中に止まっていて、ポリスに「これから先は危険なため通行止め」と言われて、やむなく高速道へ迂回したりしながら、何とか夕刻には土砂降りのサンフランシスコのフェアモントホテルにたどり着きました。

今晩から2泊する Fairmont San Francisco(フェアモント サンフランシスコ) はサンフランシスコの中心部の高台にあり、著名人も利用した歴史と格式がある高級ホテルです。ホテルからの市街地とサンフランシスコ湾の羨望は格別です。最近、サンフランシスコにも高級ホテルチェーンが進出してきていますが、やはりノブヒルにあるFairmont San FranciscoとユニオンスクエアにあるThe Westin St. Francisがサンフランシスコを代表する歴史と格式のある高級ホテルと思います。


Fairmont San Francisco

The Westin St. Francis

土地の少ない街中にある高級ホテルのためレンタカーを一晩ホテルの駐車場に預けるだけでも7,000円くらいします。明朝からは徒歩と公共交通機関で市内観光をするので、2日間お世話になったレンタカーを市内営業所で返却することにしました。

ユニオンスクエアの近くの市内営業所でレンタカーを返却してそのまま夜のサンフランシスコ散策に出掛けました。まず、The Westin St. Francisホテルのロビーを覗いてみました。それから同じくユニオンスクエアに面したMacy's(メイシーズ)の7階にあるチーズケーキ ファクトリーで夕食をと思いましたが、席待ちの長蛇の列を見て諦めました。


Macy's(メイシーズ)

Sears Fine Foo

夕食は、同じくユニオンスクエアに近い Sears Fine Food という昔からある有名なレストランで食べました。食事の後、ホテルまで戻るのですが、地図上では500mくらいとさほど離れてないのですが、急勾配の坂道を酔っ払いの身で登らないといけないので疲れました。

何とかホテルの部屋まで戻りましたが、ドライブ疲れと坂道疲れにアルコールが加わって、一瞬のうちに熟睡してしまいました。

3/13(日)終日、サンフランシスコ市内観光

ホテルを出てまずは、サンフランシスコ湾クルーズ船が出ているフィッシャーマンズワーフへケーブルカーで向かいます。

ケーブルカーの停留所は、高台にあるホテルのすぐそばにあって、そこから一気にフィッシャーマンズワーフへ豪快に下っていきます。2人の運転手の舵さばき(ブレーキ操作)がすばらしいのですが、観光的要素もあるのか、1回7ドルの運賃は少し高いです。


ケーブルカー

フィッシャーマンズワーフ

フィッシャーマンズワーフに到着して、クルーズ船の出発まで少し時間があったので、名物の Boudin(ボーディン)のパン(サワードウ)をくりぬいたクラムチャウダーを食べました。量が多くて、ひとつでふたり分くらい充分あります。パンの部分まで食べている人はあまりいませんでしたが、妙にすっぱいパンが美味しかったです。


Boudin(ボーディン)のクラムチャウダー

AND WHITE FLEET

今回、乗船するクルーズ船は、ピア Pier43 1/2 から出発する RED AND WHITE FLEET のブリッジ・2・ブリッジクルーズです。

クルーズ船は、まずゴールデンゲートブリッジをくぐり、アルカトラズ島の近くを通過し、ベイブリッジの下を抜け、フェリービルディングを眺めながらフィッシャーマンズワーフに戻る90分のコースです。船上からはサンフランシスコの壮大な街並みを楽しむことができます。日本語のヘッドホンオーディオサービスで景色の説明が流れてきます。


ゴールデンゲートブリッジ

アルカトラズ島

クルーズ船を降りて、フィッシャーマンズワーフの中心のピア39に移動して、これまた名物のアシカを眺めながら地ビールで昼食です。


名物のアシカ

この日の昼食

実は、この日はフェリービルディング近くから出発する夜のディナークルーズも予約していて、まだまだ時間があるので、ミュニメトロに乗ってユニオンスクエア近くのパウエル ストリート駅まで移動です。個人的にはケーブルカーよりノスタルジックなミュニメトロが好きです。


フェリービルディング

ミュニメトロ

パウエルストリート駅近くにあるショッピングモール「ウエストフィールドサンフランシスコセンター」でショッピングした後、またミュニメトロに乗って、海のほうに向かいフェリービルディング前で下車して、ディナークルーズ船乗り場に向かいます。


Hornblower Dinner Cruises

船内ではダンスタイム

今回のディナークルーズは Hornblower Dinner Cruises です。19時に出航して約2時間30分のディナークルーズです。食事が終わると甲板に出て船上から夜景を楽しんだり、船内ではダンスタイムが始まりワインでほろ酔いになった面々が踊りはじめます。帰航後、一日中歩き回ってへとへとになり、タクシーで一直線にホテルに戻って、またまたすぐ熟睡です。


船上からのサンフランシスコの夜景

3/14(月)サンフランシスコ12:10発⇒成田着翌15:20着
3/15(火)成田発17:55⇒伊丹着19:20着

ホテルを出て、タクシーで一直線に急坂を下って、空港行きの地下鉄が出ているパウエルストリート駅へ。(所要約5分)

地下鉄バートに乗って空港へ向かいます。(所要約30分)市内中心部から乗り換えなしで空港まで地下鉄で行けるので、非常に便利です。特にユニオンスクエア近くのホテルであれば歩いてパウエルストリート駅まで行けます。20年前に来たときは空港行きの地下鉄なんかありませんでした。

これでサンフランシスコでは、ケーブルカー、ミュニメトロ、地下鉄バートに乗れて鉄道オタクとしては、大満足です。


地下鉄バート

全日空

復路は全日空便で成田まで飛んで、国内線に乗り換えて伊丹へ帰りました。全日空の機内で驚いたことは Wifi が繋がることです。今回、無料で15分だけ繋げられたので、会社のパソコンに繋いでメールの送受信だけしましたが、これからは空港はもちろん、機内でも仕事やWEBで旅行先の情報収集が出来そうですね。

ずーと雨のサンフランシスコでしたが、いろいろ楽しい思い出ができました。みなさんもぜひSPCでサンフランシスコへ!


サンフランシスコ発祥のチョコレートメーカー Ghirardelli(ギラデリ)

※この旅行記は2016年3月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

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