カッパドキア&イスタンブール旅行記
10月3日~8日の3泊6日で当社社員が、ターキッシュエアラインズ利用でカッパドキア&イスタンブールへ行ってきました。旅行記スタイルで最新のターキッシュエアラインズとカッパドキア&イスタンブールの情報をお届けします。
関西空港からイスタンブールへは約13時間半。かなり長時間のフライトなので覚悟を決めていたのですが、パーソナルモニターで好きな映画(日本語吹替の洋画も多数あり)を観て、寝る…を繰り返してるうちに、案外「あっ」という間でした。また全員に配られるアメニティグッズの中にはアイマスク・耳せん・靴下・歯ブラシ・スリッパ・ペットボトルのお水に加え、乾燥防止になんとリップクリームまで!素晴らしい気配ですね♪
往路はイスタンブールで国内線に乗り換えてカッパドキアへ。スーツケースはスルーで最終目的地まで流れるので、入国審査を受けてターミナルを移動するだけなのですが、国内線ターミナルは混んでることが多いので注意が必要です。
さて!いよいよネブシェヒル・カッパドキア空港に到着。空港は思ってた通りめちゃくちゃ小さくて、建物が2棟だけ。バゲッジクレームのレーンも1つしかありません。何もないところにポツンとあって、とてものどかな空港でした。
空港から車で約30~40分で最初の宿泊地・ギョレメに到着です。ギョレメはメインストリートを中心に端から端まで、歩いても約20分くらいの小さな町。ほとんどがお土産屋さんか飲食店か旅行代理店という「ザ・観光地」ですがカッパドキア独特の奇岩と町並みが混在していて、カッパドキアの雰囲気を満喫できる素敵な町でした。
到着1日日はギョレメ岩窟教会(ギョレメ野外博物館)を訪れたり、町の中をぶらぶら散策(と言っても1時間で十分)したり、カフェでチャイを飲んだりまったりと過ごしました。町並みを眺めているだけも面白い町です。
2日目は今回の旅のメインイベント!早朝4時に起きて気球ツアーに参加です。真っ暗の中、送迎車がホテルまでお出迎え。まずは気球を上げる広場の前に待機場所のようなところに各ホテルから連れて来たお客さんが集められます。コーヒーや紅茶を飲んだり、クッキーやケーキなどのお菓子をつまみながら気球の準備ができるまで、しばし待機。
気球の準備ができたとこで、いよいよ気球ツアーの会場へ!車で5分程走ると無数の気球が置かれた広場が見えてきます。「これ全部上がるの?!」と目を疑うほど沢山の気球と大勢の人々が集まっていました。色とりどりの熱気球に火が入り、少しずつ起き上がってくるのを見るにつれ、テンションもどんどん上がっていきます。準備ができた気球からお客さんを乗せて、次々に大空へ。気球に乗った感想はまさに「大空の散歩」。ゆっくりと体が浮いていく感覚が不思議でした。数百メートル上空まで上昇し、美しい朝日や風景を楽しんだり人が入れないような谷間に入って奇岩群を眺めたり、手が届きそうなくらいにスレスレまで奇岩に近づいてくれたりと本当に素晴らしい体験ができました。でも一番感動したのは大空を舞うおびただしい数の気球です。原始的な自然の風景と気球が融合した景色は言葉では表現することのできない美しさでした。大感激!大興奮!の気球ツアーを終え、次はイスタンブールへ向かいます。
イスタンブールはボスポラス海峡をはさんで、アジア(アナトリア半島)側とヨーロッパ(トラキア地方)側の両方に拡がる大都市です。ニューとオールドまたヨーロピアンとアラビアンとアジアンを兼ね備えたとっても魅力的な街!今回は旧市街にホテルを取ってトラムを駆使しイスタンブールの色んな側面を味わいに行きました。
まず最初は有名なグランドバザールへ突入!さっそく客引きの嵐です。王道はやはり半値から値段交渉スタートですが、外で半値以下の同じものを見つけることもしばしば・・・値段交渉のアトラクションと思って楽しみましょう!
そして絶対行こうと決めていたアヤソフィア。東ローマ帝国時代にキリスト教大聖堂として建設されたもので、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。今は博物館になっていて、内陣にある『聖母マリアの手形(すすり泣く柱)』と呼ばれる柱が有名です。柱のくぼみに指を入れて水で濡れれば子宝に恵まれるまた柱のくぼみに親指を入れて残りの4本の指でぐるっと円を描ければ願いが叶うなどと言われており、私が訪れたときも長蛇の列でした。異文化の交差点であるイスタンブールは食べ物も多種多様で美味しいんです!食いしん坊の私は滞在中に何種類制覇できるかに異様な情熱を燃やしてしまいました(笑)また高級マンションやブランドショップ等が建ち並ぶ新市街地やアジアサイドなどイスタンブールの魅力は語り尽くせない!是非皆様トルコに足を運んで、トルコの様々な楽しみ方を発掘してみて下さいね。
※この旅行記は、2012年10月に書かれたものです。最新の情報は、ご自身でご確認ください。