創立25周年記念旅行体験記「アイスランド旅行記」

6/29出発 中部発 フィンランド航空利用 レイキャビック行き航空券をご利用頂いたたO.Sさんからのご投稿です。アイスランド旅行を計画されている方はぜひご覧下さい。


私の古稀の祝いに、夫と娘家族、計5人で旅行した。アメリカに住んでいる娘家族3人とレイキャビックのAirbnbで落ち合い、一週間、滞在し、レンタカーで回った。

アイスランドは、イギリスの北にある小さな国。日本の北海道と四国を合わせた位の広さに、人口37万人。人口の70%が首都に住んでいるので、他の地域は広大な原野だ。この国は、幸福度、男女平等などいろんなランキングで上位に上がってくる。私は、出かける前から人々がどのように暮らしているのか、またその自然にも興味があった。

私たちが旅行した 7月初めは、真夏、白夜だ。真夜中の午前2時~3時でも、太陽が出てないだけで、明るい。最高気温は17~19℃、最低気温は6~7℃。夏といっても半袖は無理。朝夕はダウンコートを着ていた。ところが現地の女性はタンクトップで街を歩いている。一年で一番暑い季節だからか、太陽の出ている間に、日光浴しているのだろう。


一日中明るいので、一緒に行った4歳の孫が、睡眠のリズムが狂ったのか、旅の途中で体調を崩し医者に行くことになってしまった。スーパーの2階にある診療所へ。保険証も何もない。予め日本円で一万円くらい支払ったが、医者は時間を取って、とても丁寧に診察してくれた。薬は出なかったが、この後どういうことに注意して過ごすか、説明してもらった。孫も元気になって、旅を続けた。

医者で待ってる間にスーパーの中を歩いた。物価が高いとは聞いていたが、ハンバーガー1500円、ちょっとした鉢植え、日本だとせいぜい1000円のものが5000円。アイスキャンデー一本450円。博物館入館料5000円。ただし13歳以下は無料。公営の温水プールや遊園地は、子供はもちろんシニアも無料。主な産業は、酪農と漁業と観光なので、観光客の行くところは入場料が高いのだろうが、住民にとっては暮らしやすいところなのかも知れない。

最後に旅の目的だった、ギャウ。世界遺産だ。これが、ユーラシアプレートと北アメリカプレートが生まれる場所である。夫は興味深そうだったが、地球の割れ目といわれても私にはぴんとこなくて、ただの断崖のような。ラグーンの温泉も、藻が浮いていたり、 足元がぬるぬるしていたり・・・温泉はやっぱり日本だ。ただ、道の両側にどこまでも続くルピナスの草原、数々の滝、間歇泉、住民の多くが犠牲になった火山のあとなど、 期待を裏切らない圧倒的な自然があった。



※この旅行記は2020年5月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

アイスランド 旅行記(体験記)


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