2016GW旅行体験記「ミュンヘン&ドブロヴニク旅行記」
5/5出発 中部発 ルフトハンザドイツ航空利用ミュンヘン6日間に参加されたS.Nさんからのご投稿です。ミュンヘン、ドブロヴニクへの旅行を計画されている方は、ぜひご参考にして下さい。
2016年5月5日から5月10日までの6日間、ドイツとクロアチアへ旅してきました。母とともに、ドイツに滞在している妹に会いに行くという旅でした。
5月5日(火)
中部国際空港よりルフトハンザドイツ航空にて9:45発のフライトで、フランクフルト経由でミュンヘンへ出発しました。
この日はエンジンの不調で修理に入り、出発が3時間遅れてしまいました。そのため元々予定していた乗り継ぎ便に乗れず、振替便に乗りました。機内で日本語でも案内してくれたので、特に問題はありませんでしたが、少し焦りました。
ルフトハンザドイツ航空の機内食
フランクフルトの空港がとても広い上に、保安でひっかかりタイムロスしたので急いで移動しました。
最終的に、予定から2時間遅れでミュンヘンに着き、電車で中央駅へ移動しました。券売機で切符を買うのは難しくなかったです。片道10,80ユーロ(約1,300円)で中央駅まで行けました。ドイツの電車は、改札はありません。乗っているとたまに私服職員がチケットをチェックしに来ます。無事ミュンヘン中央駅に到着し、ホテルまで行きました。 Hotel Amba は清潔で雰囲気も良いビジネスホテルでした。
3人部屋でしたので、広さも十分ありました。バスルームには、バスタブもあり十分な清潔感のホテルでした。
3人部屋(トリプルルーム)
5月6日(金曜日)
朝食も美味しかったです。特にパンケーキが美味しく、滞在中たくさん食べました。カプレーゼやハム、卵焼き、ソーセージ、白ソーセージなど満足の品揃えでした。
ホテル朝食レストラン
ホテル朝食
妹の住んでいるエーバースベルクという街へ。S-Bahnという電車にて40分ほどでした。妹は定期券がありましたが、私と母はグループチケットを購入しました。2人でたしか23.20ユーロで、今日はミュンヘン辺りを乗り放題です。ドイツはどこの田舎町もお洒落で可愛いです。都会とはまた違う、落ち着いた場所でした。
エーバースベルクの街並み
エーバースベルクの街並み
そのあと、ミュンヘン中心地に戻ってきて、マリエンプラッツへ行きました。市庁舎がとても素敵です。市庁舎の内側へも入ってみました。重厚感があり、歴史が感じられます。中庭にはカフェもありました。市庁舎を正面に見て、ずっと右側へ歩いて行って門をくぐると、教会や市場があります。
ミュンヘン市庁舎
市場には果物やお花、お土産などのお店がたくさんあり、とても楽しいです。食べ物やビールのお店もあり、年中ビアガーデンが開かれています。
教会
市場
そのあとミュンヘン空港へ移動して、クロアチアへの旅行です。
今回は Hotel Amba さんを確保したままの旅行ができましたので、最小限の手荷物ででかけることができました。これもSPCさんのツアーが格安だったために実現でき、とても助かりました。
アドリア海に面した可愛い街 ドブロヴニク
クロアチアのドブロヴニクへは、ミュンヘン発14:35のフライトで約1時間半で到着します。クロアチアのドブロヴニクは、母がずっと行きたがっていた所です。
ドブロヴニク空港に到着したら、到着便に合わせて出ているATRASというシャトルバスに乗って旧市街へ移動しました。往復70クーナ(約1,200円)で30分ほどでピレ門という旧市街の入り口に着きます。到着するところと出発するところが全然違うところなので、帰りは要注意です。
ドブロヴニクの街並み
ドブロヴニクの街並み
ピレ門という門をくぐると、ドブロヴニクの城壁の中に入ります。ホテルに歩いて向かいます。St.Joseph's(セント ジョセフズ)という、城壁の中のホテルに泊まりました。500年の歴史のある建物なのだとホテルの方が説明してくれました。とても丁寧なスタッフの方でした。素敵な雰囲気のホテルでした。1泊1部屋301ユーロ(約37,000円/トリプル)で泊まれました。
St.Joseph's Hotel(セント ジョセフズ ホテル)
St.Joseph's Hotel(セント ジョセフズ ホテル)
ホテルの方が、おすすめのレストランを教えてくれたので、そのレストランの予約を取ってもらいました。予約の19:30まで、街歩きをすることにしました。5月頃からヨーロッパは21時くらいまで明るいので、1日を長く楽しめます。
予約したもらったレストランは、魚介のお店ということでした。PROTOというお店で有名なようでした。おすすめしてくれたワインがとても美味しかったです。牡蠣のグラタンやシーフードリゾット、シーフードパスタや、海老を頼みました。どれも美味しくて、アドリア海の魚介を楽しむことができました。ひとり4,000円ほどでしたので、それほど高くもなく、とても満足できました。
PROTOレストラン
PROTOレストラン
食事のあとも少し街歩きを楽しみました。脇道に入って、階段を登っていくと住民の住んでいる辺りにたどり着きました。その辺りの雰囲気も素敵でした。ドブロヴニクは夜でも治安は良く、街歩きをしていても大丈夫そうでした。
翌朝は、メイドさんが朝食の準備に来てくれました。朝の市場の新鮮な野菜でフレッシュジュースを作ってくれたらしいです。
ホテルでの朝食
ホテルでの朝食
5月7日(土曜日)は朝の市場を散歩するところから始まりました。ラベンダーのお土産がたくさん売っていたので、私も買いました。すぐ近くに港もありました。本当は城壁の上を歩くための入り口を探していたのですが、なかなか見つけられず迷ってしまいました。入り口を見つけて、いざ城壁歩きです。入場料はひとり120クーナ(約1,900円)
朝の市場
近くの港
城壁は一方通行で、1周1時間くらいらしいのですが、疲れてしまうので半周にすることにしました。海側と山側のどちらを歩こうか考えて、山側を歩くことにしました。
オレンジ色の屋根の向こうに、アドリア海が見えて、とても良い景色でした。要塞もあり、上に登ることができます。これはミンチェタ要塞です。要塞からはさらに高いところからの景色が楽しめました。良い天気でしたので暖かく気持ちが良かったです。城壁歩きを終えて、また街へと繰り出しました。
城壁
ミンチェタ要塞からの眺め
メインストリートのプラツァ通りです。大通りの脇にたくさんの路地裏に続く道があり、そこを歩くのも楽しかったです。ドルチェヴィータという、有名なアイスやさんにも立ち寄りました。メデューサというお土産やさんのバスソルトや石鹸がとても可愛かったです。
メインストリートのプラツァ通り
ドルチェヴィータ
大通りから少し外れたところにありました。静かなところなので、ゆっくりと街歩きができます。たくさんのお土産さんやレストラン、スイーツのお店があるので、いつまで見ていても飽きません。
メデューサ
バスソルトや石鹸
ドブロヴニクの城壁内は、端から端まで15分もあれば歩けるほどの小さな街だったので、迷子になることはほとんどありませんでした。気ままに街歩きをしていても、安心していられたので良かったです。
この日は16:35発のフライトでミュンヘンへ戻ることになっていたので、昼食を取ってしばらくしたら、バスに乗って空港に向かいました。
5月8日(日曜日)
この日は電車の旅です。ローテンブルクという街まで3時間ほどかけて、電車を乗り継いででかけました。おとぎの国みたいな可愛い可愛い街です。私はローテンブルクに行くのは3度目でしたが、何回行っても飽きない街です。
電車についてですが、バイエルンチケットというバイエルン地方乗り放題のチケットを買いました。3人で33ユーロ(約4,000円)でしたので、ひとり1,300円くらいで行けました。乗り継ぎは少し難しいと言われていますが、DB(Deutsche Bahnドイチェバーン)というサイトで事前に調べて行くか、駅にある券売機で調べて印刷することもできるので、そうしておけば何時に何番線というのまで全部わかります。
乗り継ぎ3回で3時間、鈍行で行ったので、時間はかかりましたが安かったので良かったです。電車の中でドイツのおやつを食べるのも楽しかったです。朝11時くらいに着いたと思います。
ミュンヘン駅
クリスマスマーケット
クリスマスマーケットも行きました。お店として入れますが、圧巻のクリスマスの世界観を体感できるミュージアムみたいなところなので、ぜひ奥までゆっくり見てまわるのがオススメです。
有名なプレーンライン
今回初めて行ってとても気に入ったのがReichsstadtmuseum(ライヒスシュタットムゼウム、郷土資料館)です。ローテンブルクの古い絵画や遺跡、昔の生活用具などが展示してあって、古い時代のローテンブルクの暮らしを感じることができました。昔から変わらない景観にも、感動できます。昼食はレストランの”ビアガーデンあります”のことばに誘われて、こちらでいただきました。レストランに中庭があり、素敵な景色を見ながら食事がいただけました。
城壁
レストラン
市庁舎です。時間になるとからくり時計から、ビールを持ったおじさんが出てきます。それは昔処刑されることになった人が、王様に特大ビールジョッキを飲み干したら免じてやろうと言われ、それを飲み干し刑を免れたというストーリーがあるのだそうです。
市庁舎
市庁舎
城壁歩きもしました。上から街を見下ろせるので、オレンジ色の屋根がよく見えます。ローテンブルクはけっこう広いので、まわるのは大変です。疲れたので、アイスを食べて休憩しました。早めに帰る予定だったのですが、ついつい18時くらいまで滞在してしまいました。名残惜しいですが、お土産を買って帰路に着きました。
ゆっくり過ごして、癒されることができました。帰りの3時間はちょっと大変でした。夜21時くらいに帰り、翌朝は午前中に出発のフライトで日本に戻りました。あっという間の6日間の旅でしたが、たくさん楽しむことができました。
おまけにお土産ですが、今回買ってみて美味しい!と思ったのがLEIPNIZ(ライプニッツ)のPICK UP!という小さな黄色の袋のお菓子です。ライプニッツは日本にもたくさん売ってますが、PICK UP!は見たことなくて、ぜひ日本でも売って欲しいな~と思うくらい美味しかったです。ばらまきのお土産用に30個くらい買いました。ひとつ60円くらいです。
機内からの風景
LEIPNIZのPICK UP
また、ぜひSPCさんのツアーで旅行に行きたいと思いました。素敵な旅をありがとうございました。
※この旅行記は2016年5月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。
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