インドネシア（バリ島編）旅行記～社員旅行～
5月23日から4日間で社員旅行に行ってきました。行き先は、バリ島です。
旅行初日、出発が11時だったので7時半のバスに乗って関西空港へ。チェックインを済ませ、手荷物検査へ。液体の持ち込みが厳しいとはもちろん頭ではわかっていながらも、厳しくなってから実際チェックを受けるのは初めてだった私は、朝食にパンと牛乳を購入したことをすっかり忘れてて、しっかり荷物検査で止められました。旅行会社に勤める人間としてなんたる失態！検査員に「100ml以上の液体は持ち込み禁止です。ここで飲んで下さい。」と言われ、通過していく人々を尻目に勿体ないからそこで全部飲み干しました。
出国審査を通過したら、まずは両替。バリ島は入国の際にビザを取得しないといけません。7日以内で10＄・8日以上だと25＄は必ず米ドルが必要です。関西空空港での両替は泉州銀行がお得！その日レートより0.5円安になるので下記URLを要チェック
【関空（関西空港）でのお得な外貨両替】https://spctour.jp/menu/bank.html
2018/3/31現在 入国の際のビザは不要になっている可能性があります。
出発30分前には機内搭乗のアナウンス。飛行機に乗り込んでびっくり！冷蔵庫の中かと思うほどに寒いのなんのって！！薄着の私は耐えられなくて、搭乗初っ端からブランケットを２枚ももらっちゃいました。
飛行機の中ではポックリ寝て（機内サービスのビールと機内食は頂きましたけど♪）6時間半のフライトを経ていよいよバリ島に到着！
飛行機を降りて「ARRIVAL（到着）」と書かれた案内に沿って歩いて行くと、途中に日本人が群がっている場所があり、「なんだろ？」と思って近づくと、そこにはバリ島でのオプショナルツアーパンフレットが並んでいました。全部と言ってイイほどそのパンフレットは日本語表記。
パンフレットゾーンを抜けるとビザ取得カウンターが設けられているので、そこでビザを取得します。カウンターで聞かれることは「滞在日数」のみ。パスポートを見るわけでもなくビザ取得って言うよりビザ購入って感じです。
ビザをもらうと入国手続きの長蛇の列に並びました。カウンターはいっぱいあるけど職員は３名ほどしか座ってないので時間がかかる。飛行機を降りてから預けた荷物の受け取りまで楽に１時間以上経過していました。
さて到着ロビーに出ると、ローマ字で大きく名前が書かれたボードを持ったお兄さん達が並んでいます。私も送迎を頼んでいたのでその中から私の名前を見つけ、無事送迎のお兄さんと逢う事ができました。お兄さんは日本語はそんなに達者ではなかたけど、一所懸命日本語で会話しようとしいてくれました。
ホテルに到着したのは、太陽も落ちかけた18時ごろ。今回宿泊したホテルはブノア地区にある「グランドミラージュ」です。バックパックで安宿ばかり泊まり歩いていた私には充分過ぎる豪華なホテルですが、バリ島の中では中級クラスのホテル。ロビーも広く、正面に見える中庭（？）では滝が流れており、心地よい音楽とバリの民族衣装を着た少女達が迎えてくれました。チェックインを済ませ、お部屋へ。お部屋はとても可愛らしく、テレビはシャープのアクオスが設置されており、バルコニーからはホテルの緑々しい庭と海が見えました。素敵です！！
お部屋で少しゆっくりした後は、旅の醍醐味！グルメを堪能しに、いざ出陣！ホテル周辺はどちらかと言うと田舎町風で、お土産屋さんやレストランは立ち並んでいますが、賑やかな感じではありません。あまり沢山あると迷ってしまうので、私にはちょうど良かったように思います。とりあえず適当に歩いてみて、あまり客引きの激しくないお店があったので、そこに入りました。注文したのはミーゴレン・サテ・オニオンリングと、もちろんビンタンビールです。どれもすごく美味しかったですよ♪バリ料理最高！！味もさることながらたらふく食べて飲んでも500円程度なんですから値段も最高です！
レストランで飲んで食べて満足した私は、ちょっとしたつまみと缶ビールを買ってホテルへ。パジャマに着替えてバルコニーで夜の爽やかな風を感じながら、ビール片手に幸せなひと時。こうして旅の1日目は終了したのでした。
旅行2日目。晴天。ホテルのガーデンレストレンでもりもり朝食を食べた後は、グランドミラージュのホテル見学をさせて頂きました。グランドミラージュには2人の日本人スタッフがいるので、安心して何でも聞くことができます。さてグランドミラージュのホテル内見学ではロマンチックデラックスルームやスイートルームなどのお部屋とタラソ・スパ（ホテル内のエステサロン）などを見せて頂きましたが、どれもすごく素敵で「一度はこんなお部屋に泊まってみたい！」と憧れずにはいられません。でもこの天蓋付きのベッドと広いリビングやバスルーム・バルコニー付きのスイートに泊まって、エステ三昧お姫様気分を味わっても、値段は日本の何分の一でしょうか。やっぱり日本人からみるバリ島の魅力はそこにあるのだと実感しました。
ホテル見学の後はホテル周辺の散策をすることにしました。とは言えホテル周辺は何軒かのお土産屋さんとレストラン・コンビニがあるだけで、ショッピングを楽しもう！という雰囲気ではありません。ホテルには宿泊客は、結構いるのに、外に出てウロウロしている人はほとんどおらず、他のエリア（ウブドやクタなど）に遊びに行っているかホテル内のプールやプライベートビーチやエステでのんびり過ごしているようです。
今日は特に観光の予定を入れてなかった私達は、近くにマッサージ店を一軒見つけたので、そこに入ることにしました。マッサージを終えて店を出ると、外はうだるような暑さ。もはやウロウロするのも限界です。こうなったら下手に動き回るより、せっかくリゾートに来ているんだから日本ではできない贅沢な時間の使い方をしなくっちゃ！コンビニでビールを買い込んだ私達はホテルに戻ってブライベートビーチで海を眺めながら、の～んびりすることにしました。ビーチではさっきの暑さがウソのように爽やかな海風が吹き、ビーチパラソルの日陰の下はとっても快適♪昼間っからビールを飲んで少々酔っ払いながら、青い空の下な～んにも考えずにボ～ッとできるなんて、最高な時間の使い方！幸せなひと時でした。
さて太陽も傾き始め風が涼しくなってきた頃、社員旅行第二班組の到着の時間が近づいてきました。いよいよ待ちに待った夕食の時間がやってきました。二班と合流した私達は社員全員でジンバランにある海鮮バーベキュー（と言ってもお店の人が焼いてから持って来るんですけど）のお店に行きました。ジンバランの海岸沿いは海に向かって砂浜にテーブルを置いたお店がズラーッと並んでいました。今回は日が暮れてから行ったので海は暗くて何も見えませんけど、もう少し早く行っていれば夕日が海に沈むのが眺められてとても美しい景色だったんでしょうね。花より団子の私には、どちらでもイイ話ですけど（笑）レストランでは網で焼いたイカやエビや魚に加えロブスターを注文し、パラパラしたご飯に種類豊富なソースで自分流に味付けながら、飲んで食べてお腹いっぱいっ！！その日はホテルに帰ってバタンキューで寝てしまった私でした。
旅行３日目、前もってエステの予約を入れていた私は朝食を食べてお部屋でのんびりしていました。バリには沢山のエステティックサロンがありますが、たいがいどこもホテルまでの送迎は含まれています。部屋の電話が鳴りました。お迎えの車が到着したようです。グランドミラージュから車で走ること１５分、予約していたアディ・スパに到着しました。
そこは想像していたエステティックサロンとは呼びがたい外観で「えっ！？ここ？」と思わず声が出てしまいました。日本でいうエステティックサロンは清潔感あふれており、どちらかというと豪華な雰囲気が漂っているのが通常で「エステ＝贅沢」というイメージですが、アディ・スパはそんな雰囲気は全くありません。
予定していた５時間コースを注文しました。確かに５時間コースでも、日本の１時間分くらいの料金なのですから文句の言いようもありません。もちろんお金さえ出せば、設備もしっかりしていて豪華なエステも沢山あると思いますが（例えばホテル内のエステとか）普段日本でもエステなんて行ったこともないような私ですから、安くてお手軽エステに挑戦してみたかったのです！
気になる５時間分の内容は、まず足の先からゆっくり丁寧に全身のオイルマッサージ・フェイシャルマッサージとパック・全身のスクラブパック・ローズ風呂を経て頭皮マッサージとシャンプーとトリートメントでした。５時間ってすごく長いような気がしましたが、すごく気持ちよくて時間は瞬く間に過ぎていきました。設備はどうあれ私は至れり尽くせりの５時間にとても満足できましたよ♪
エステを終えた私はホテルではなくクタまで送ってもらって、ショッピングをすることにしました。バリ島でのショッピングの醍醐味はやはり値段交渉！！特に値札が貼っていないお店は店員もヤル気満々で、お店を何も買わずに立ち去ろうとすると「安くするよ！いくらなら買う？」と必ず引き止めます。値段交渉の基本は半額から言ってみて、その反応を見て妥協点を見つける、とういのが私のセオリーなのですが半額ぐらいじゃ全然平気らしく、あっさり買えてしまうんですから元値は一体いくらなんでしょうねぇ。
そうそう社員全員に下ったミッション、メルマガ読者にバリ土産を選んで来ること！これがなかなか迷いましたよ。一つだけでは「え～っ！こんなん買ってきたん？」と言われる恐れがあるので、私の趣味で選んだ「バリ焼酎アラック」と絶対ハズさないだろう「バリソープ＆アロマセット」を購入しました。気に入って頂けましたでしょうか？
ショッピングも満喫したところで、そろそろ夕食の時間。この日はせっかくなのでクタで食べることにしました。クタには沢山のレストランが並んでいるので、どこに入ろうか迷いっていると「HAPPY HOUR」という看板が目に飛び込んできました。日本でもよくありますがそこは２０時まではビールが半額！即決でそこに入ることにしました。いつものごとく満腹まで飲んで食べて、ホテルに帰って飲み直し・・・といきたいところですが、残念ながら今日はゆっくりもしていられません。今日の深夜の飛行機でもう日本に帰らなければならないのです。クタからタクシーでホテルまで戻った私は、部屋に戻って帰国の準備を始めました。こんな時には出発まで部屋が使えるように１泊分多めにホテルを取っておくのが便利ですね。しっかりと身支度を整え、ホテルのロビーに出ると第二班組みが見送りに来てくれていました。あと数日バリ島に残る二班組を尻目に送迎の車に乗って、空港へ。現実の世界に向けて、飛行機は定刻どおりにバリ島を飛び立ったのでした。
※この旅行記は、2008年5月に書かれたものです。最新の情報は、ご自身でご確認ください。
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