エミレーツ航空利用ドバイ旅行記

11/19-24に当社社員が、今、人気のエミレーツ航空を利用してドバイへ行ってきました。

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関西国際空港23:15発のエミレーツ航空に乗って直行ドバイへ。昨今人気急上昇中のエミレーツ航空は機材も新しくシートも綺麗で少し広めだった。ヘッドレストも快適で深夜便だけあって寝心地には配慮されている。エコノミーでも全員に歯ブラシ・靴下・アイマスク等が入ったポーチが配られ機内食も温かく美味しいなどの気配りも良い。機内には14名の客室乗務員がおり内4名が日本人で客室の案内はアラビア語・英語・日本語の3ヶ国語でアナウンスされるのでこれも安心材料のひとつだ。エービーロードネットで人気航空会社ランキング総合3位にランクインするだけのことはある。とても快適な空の旅だ!

10時間のフライトを経てドバイ国際空港に到着。ドバイ国際空港は最近エミレーツ航空専用ターミナル・ターミナル3ができたばかりでとても新しい。ターミナル内はモダンでスタイリッシュな雰囲気。とても広いのだが乗継ぎ・到着共に一本道なのでわかりやすかった。

空港からはTAXIにてホテルへ。空港のタクシーは日本並みの料金で初乗り25DHS(約750円)ホテルまで55DHSかかった。今回利用したのはドバイ市内にある「ROYAL ASCOT HOTEL」というホテルでホテルに到着したのは7:30AM。14時チェックインなのは分かっていたが何事もトライ!と思い、ホテルバウチャーを見せると「本当は14時からだけどアーリーチェックインをプレゼントするよ!」と。ラッキーだ♪

さっそく部屋に入ると、さすがは5ツ星☆とても広い室内で液晶TVまでありちょっとリッチな気分。取り合えずお化粧を直し、同行の女友達と今日のスケジュールを話し合った。メインイベントは夜のディナークルーズ!!遅れるといけないので調査がてら、今日は近場を散策することにした。

機内で全員に配られるアメニティ
ドバイ空港エミレーツ専用ターミナル


宿泊した「ROYAL ASCOTHOTEL」は古くからの街並みが残るバール地区にありスークなどが密集するデイラ地区へは川(クリーク)を越えなければならない。ホテルのフロントで地図をもらい話を聞いたところ、タクシーだと橋までかなり大回りになるらしいが、ホテルから徒歩5分の船着場からボートを利用すると早いと教えてもらった。

船着場に着くとボートが並んでいて、みんなサクサク乗り込んでいた。ボートは定員20人くらいで人が集まり次第出航するらしい。お金は川を渡っている途中でお兄さんが徴収してまわる。料金は1人1DHSでとても安い。対岸へは5分で到着。ボートは斜めに渡るため、デイラ地区のどの辺に到着したのかもつかめないまま、とりあえず歩いてみることにした。それにしてもお腹が減った。。。ウロウロしていると最初に目に入ったのが小さなケバブ屋さん。吸い込まれるように気がついたら入っていた。

肉が盛られた皿と色んな果物のフレッシュジュースの写真だけが載ったメニューを渡されるが値段も書いていない。よく分からないまま店員さんがすすめるものを1つだけ頼んでみた。「Beef or Chicken?」と聞かれたので「チキン」と答えた。メニューには「肉が盛られた皿」しか載っていなかったにもかかわらず野菜・謎のタレ(ゴマペースト?)・ピクルス・ケバブの皮(ピタパン)が次々に運ばれてきた。そうこうしているうちにチキンとフライドポテトがたんまり盛られた「写真のヤツ」が出てきた。どうやら自分で好きに詰めて食べてくれということらしい。1つしか頼まなくて正解。2人でも充分なボリュームだったが、私達は空腹絶頂だったのでバクバクと一気にたいらげた。無難に美味しくて21DHSととても安かった。

そういえば「ドバイはすごく暑いよ」って聞いてたけど、早朝は涼しく日本から着ていた上着を羽織っても適温だった。さすがに11:00をまわれば日差しも強くなって温度も上がってきたが、ビックリする程でもなく普通に日本の夏くらい。日影はとても涼しい。さすがに真夏は暑いらしいが、この時期だとイイ感じだ。

ご飯を食べ、満腹になった私達は外に出てみて、一体ここはどこだろう・・・?食べ物屋さんを探し、むやみやたらに歩き回った私達は更にドツボにはまっていた。とりあえず方向を確認するためクリーク沿いへ出てみた。「たぶんこの辺だ」と推測して歩き出す。しかし私は方向音痴・・・そして彼女も方向音痴・・・。

歩いても歩いても・・・・探しても探しても・・・・

そう「Lost My Way(道に迷う)」は私の十八番。ドバイも例外ではないようだ。

「ROYAL ASCOT HOTEL」
ケバブ屋のボリュームメニュー


クリークの船着場
船からの眺めは最高

無事、黄金の街ゴールドスークへ到着。のはずだったのだが、目の前にはショッピングセンター?「さては、あのタクシー運転手、違うとこに放り出したなぁ~!」と思ったが、中に入ってみると確かに金装飾の店がズラリ並んでいる。右を見ても左を見てもゴールド。でも私が想像する【スーク】といえば「古びた」「ゴチャゴチャ」「野ざらし」「客引き」などの単語が思い浮かぶとこだが、全く当てはまるものがない。小奇麗で小さな店が行儀良く並んでいる「金装飾の専門店街」がそこにはあった。

確かに置いている金細工は目がチカチカするほど凄かった。金のチェーンが何重も連なるネックレスや金でできたタンクトップ(?)など「重そうやなぁ」みたいな金装飾品で埋め尽くされている。それに私達が手を出せるハズもなく雰囲気だけを味わって、ゴールドスークを後にした。

その日の夜はダウ船クルーズに参加。電気でチカチカ装飾された船に乗り込んで行く人を見ていると、観光客らしい人に混じり、現地の人も数多く参加していて、お誕生日会や親族の集まりみたいな時のちょっとリッチな夕食に用いられているようだった。船内は高級レストランを演出したテーブルやカウンターが並んでいてとてもイイ雰囲気だった。食事はビュッフェ形式でアラビックな料理が用意されており、ドバイの夜景を楽しみながら夕食をとることができる。なんとも優雅な夜を過ごすことができた。

ドバイ2日目は午後からドバイ名物デザートサファリの予定を入れていた私達は午前中は「ジュメイラモスク」を観光することに。観光客の入場はできないので外から写真を撮ることにした。とても綺麗で可愛らしいアラビアンな外観。時折聞こえてくるコーランの旋律。沢山の信者の方々が訪れていた。女性は顔や肌を出すことを禁じられているが、北国ならまだしも暑い国ではツライだろうなぁ。でも良く見ると顔は隠しててもお化粧はしていて、アイメイクもバッチリ!なことにちょっぴり驚いてしまいました。(私なら絶対手抜きしそう。。。)

黄金の街ゴールドスーク
ダウ船クルーズからの夜景


ジュメイラモスク
人気のオプション・デザートサファリ

ドバイでのメインイベント・デザートサファリのお迎えが来た。車で走ること40分で砂漠に到着。まずはタイヤの空気を抜くことから始まる。砂の上ではそうしないと、すぐにタイヤが埋もれてしまい動かなくなるらしい。準備が完了した車はグングン砂漠を進んでいった。このとき私はまだデザートサファリの内容をいまいち把握できていなかった。

動き出した車はジェットコースターのように砂漠を登り下りする。振動がダイレクトに伝わって首がブンブン振り回される。何かに掴まってないと天井と衝突しそう!蛇行したり、ジャンプしたりワザと車を前後左右に揺らしまくる。デザートサファリってモーターアトラクションだったんだ!!実はのほほんと広大な砂漠を夕日に向かって走る抜けていくロマンチックなツアーだと思っていた私。。。でもこれはこれで大興奮!!「もっと行けぇ~!」

そしてコース最大のアップダウンに向かって車は突進していった。ジェットコースターのように身体がフワッと宙に浮き、なんとも言えない快感・・間髪いれずガツンッと車が地面に叩きつけられすごい衝撃が私を激しく揺さぶった。その瞬間「ぐぁっ痛ぁっ!」とんでもない激痛が私の頭を襲う。「この痛みは一体なに?」もう何がなんだかわからない!パニックの中の私の隣りで「痛い!」と叫び声。友人も頭を抱えて行動不能に陥っていた。そう、この激痛の正体!激しい揺れの中、私達は渾身の頭つきをお互いの側頭部に叩き込んでいたのだった。。。

陽も落ちてきた頃、車は砂漠のオアシス風キャンプに向かった。キャンプではラクダに乗せてもらったり、バーベキューやドリンクバーの他にヘンナ体験や水タバコ、民族衣装など様々なもてなしが用意されてあった。また特設ステージではベリーダンスのショーが始まり、とても綺麗なお姉さんのセクシーダンスに大盛り上がりでツアーは終了した。いろいろあったが、デザートサファリはとても楽しかった。頭に残る鈍い痛みと共に素敵な思い出を持ち帰ろう。

※この旅行記は、2008年11月に書かれたものです。最新の情報は、ご自身でご確認ください。

ベリーダンスのショー
ラクダの上から

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